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そういってポンと僕の肩を叩いた。あ、知ってますか?それってセクハラッスよ。……じゃなくて編入生ー!?聞いてないしあり得なくね!?しかもルームメイトかよぉおっ!
そういう大事なことはもっと早く言って下さーい。……あ、でもそう言えば荷物がちょこちょこと運ばれてたような。あーそのためだったのか。
この学園はエスカレーター式で外部生はほとんどいない。編入試験も難しいって聞くし。それをクリアしてまでここに来るやつは一体どんなやつなんだ…。
僕、とっても気になります!
っていうのを心にいったらコイツも超はしゃぎ出した。…あ、ドンドン早送りしてっちゃうからみんなちゃんとついて来てね?
「マッジ?どんな奴かなー…俺らと同じクラスだよな、きっと。うわー気になる!早く明日になんねーかなー」
「ホントにね。でもかっこよすぎると僕が目つけられるから非常に困る」
「えー那智なら平気だって。まぁまぁ可愛いし」
だからそのまぁまぁってなんだー!!しかもまた可愛い言うんじゃねーっ!!
ふぅ…とりあえず平凡で気の優しい奴が来るといいな。
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