とりあえず日常
『俺と付き合わねぇ？』
…初めまして読者の皆さん。僕は八月一日 那智といいます。あ、名字読めませんか？ホ ヅ ミです。決して日にちとして読まないようお願いしますよー？全く…この名前でどれだけ虐められてきたか。ほんとめんどくさい名前だよね。
…あ、ごめん話ズレた。えーっと…僕の紹介？何言えばいいんだろう…。ますはー…僕が通ってるのは全寮制の男子校。小学生のときからずっとエスカレーター式で来て今は高２。どこの学校も同じかは知らないけど同性愛者が多くて。あ、僕は違うよ？巨乳好きだしやっぱ相手には柔らかさを求めるよね。
それで…容姿？そんなもんいいじゃん。あれだ、まぁまぁだよ、全てが。頭も見た目もずっとそう言われてきたし。よくも悪くも普通でもないってちょっと嫌だよね。そのせいで今こうやって告白されちゃってるし…。
「僕のどこが？」
『まぁまぁ可愛いし？』
まぁまぁって何だよまぁまぁって！！
だったらすげー可愛い子と付き合えよ。しかも何で疑問で返してくるんだよ。ったく…しかも断る度にこいつらはみんな同じセリフを捨ててくんだよね。
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