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「なっ…なんでそ、ゆこと言うのっ…!?僕っ2人と友達になれて嬉しかったのにぃ……ふぇーんっ」


 あ、泣き出してしまった。そんな泣き顔も可愛い……じゃなくて僕今スッゴい嬉しいんだけど。


「ぼ、くが嫌?迷惑?僕は…2人がいい、のにっ…」


 は、ははっ…。


「そういうこと。ごめんね君たち…朝佳は僕たちといるってさ。分かったらあっちいってくれる?ご飯冷めちゃったじゃん」

『な…!?お、覚えててよっ』


 負け犬の遠吠えだな。さてさて邪魔はいなくなったけど朝佳がなかなか泣き止んでくれない。もう心なんか慌てちゃって……って、


「それ台布巾だから!!僕のハンカチ貸すから!」

「ぅえっ…し、んちゃんのバカァ…」

「ガーン!!ごめんあーちゃん!バカだけどバカなんて言わないでくれー。そして泣かないでくれーっ」

「ぼ、く…友達でいていい…のっ?」

「もちろんだよ。何かあったら僕たちが助けるし心が盾になるから。だから…改めてよろしく」


 こうしてこの学園で3人目の友達が出来ました……って僕友達少なくない?まぁみんな下心とかしかないからいーんだけど。


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