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「いえいえ…ははは。僕の平凡ライフなんてまぁ…うん、いいさそんなの」


 なんか嵐が去った後みたいだ。でもこれで僕はスッゴく危ない立場になっちゃった。…まぁ友達を助けれたからいいんだけど。決して恨むなんてことはしないさ…。


「ほんとに変な人たちばかりなんだね…」

「まーね。那智以上だあははっ」

「なにそれ…僕は普通です。さっ、こんなうっさい薄情者はほおっておいて僕と教室に戻ろう」

「ゲ、薄情者はどっちだバカー!!」


 ってな感じでやっとお昼休みが終わった。分かる?15分の間にこんだけのことが起こったんだよ?今までわざと避けてきたのに…もう無理っぽいし。

 はぁあ…僕の人生どこで踏み外しちゃったんだろ。



* * *



「ってなわけで放課後でーす」

「どんな訳だよ!……まぁ今日は朝佳を寮に案内しなきゃいけないからいーけど」


 今日から入寮らしくて部屋には片づいてない荷物がたくさん。僕と心も手伝ってあげることにしたんだけど…、


「そこ!下着はいじるなぁああ!!」

「ぐっはーぁ!!殴るなんてヒドいわっ」

「心が変なことしてるからだろっ。ごめんなー朝佳。こんなやつだから変なことしたら遠慮なしにやっていいから」


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