[携帯モード] [URL送信]




どうして、
そんなに構うんだ。


やめてくれ、
俺の顔を見抜かないでくれ…。




「……お、今日も来てんのか。ちゃんと風呂入ってんのかぁ?」


「………」


「………てめぇシカトこいてんじゃねぇよ」


「口も聞きたくないだろうと思ったから。わざわざ黙っててやったのが分かんないの?」


「は、ぁ!?」


「同じ空気吸うのも嫌だとか言い出すんだろ?一々いわれんのめんどいから黙ってたのに」


「てめぇバカにしてんのか!?」


「してる。だからサヨナラ」




こういう奴が一番ウザイ。


幸い次は移動教室だったから、
アイツを一回も見ずに教室を出た。




周りは罵り、
後ろからは市原の声がする。




「恥かかせてやる…」




ちょっとイライラが強まっちゃったから、今日さっそく実行することにした。





[*前へ][次へ#]

36/122ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!