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俺はアイツが、大っ嫌いだ。
こっちが関わらないようにしてるのに、嫌みな態度で関わってくる。
うるさくて、
うるさくて仕方ない。
「分かった。とりあえず今は風呂に入れよ」
「はいはい」
トモさんは、
情報屋みたいにうまく情報を得ることができる。
それを知って俺は、
利用してるんだ。
今まで俺に関わってきた、
とてつもないバカは排除してきた。
ほんとに嫌で嫌で仕方ないときだけ、弱みを握って逆襲みたいなことをした。
トモさんは、
それについて何もいわない。
ただ、
ソイツの情報をくれるんだ。
………でも仕方ないよね?
その人が一番して欲しくないことを、そいつらはするんだから。
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