[携帯モード] [URL送信]




俺に比べて、
大きな頼りがいのある背中。

早くこの背中を追いかけるような子供が出来るようにと、
少し力を込めて洗い流した。














「おはようトモさん」


「ああ。メシ作ってあるからちゃんと食えよ」


「もう行くの?早いね」


「どっかのバカが部活中にケガしたらしくてな。気をつけてな」


「ありがとう。いってらっしゃい」




パタンと扉は閉まり、
行ってしまった。


パンを焼いて、
トモさん手作りのベーコンエッグを食べる。




美味しいよ、トモさん。
きっと女の人も落とせるよ。




食器を洗い、
制服に着替えて部屋を出る。

人に見つかっては後で色々とマズいから、隠れて移動。



慣れたし、
人に見られなくて済むならこれでいい。






[*前へ][次へ#]

13/122ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!