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服の中に手を突っ込まれ、やらしい手付きで撫でられる。自由な両手を使って必死に押し返そうとするもなぜかビクともせず、冗談に見えない朋也に蒼の焦りは募る一方だ。

だがそこに助け舟。
着替えを終えた拓が寝室から出てきた。



「え、」

「た、たっくん助け、…っ、うぁはははっ、ひっ、くすぐったっ」

「ふふ、感度良好ですねぇ。あ、たっくんもまざりますか?」

「ちょ、トモ先輩何いっ、あはははっ」

「ま、まざ…っ!?/// ええっ、や、オレはその、えっと、だだだ、だってっ」

(な、なんで顔赤くしてんの…!?)



チラ、チラ、と朋也の動く手付きをなぜか顔を赤くして盗み見る姿に、朋也の突然の行動以上に蒼はギョッとしてしまう。

誘いかけたことなどただの冗談だろう、何を焦っているのだ。



「まざらないんですか?じゃあそこでじぃっくり見てて下さいね、たっくん」

「み…っ!?」

「も、これ以上はダメですって、ば!たっくんも見てな、で、助けっ」

「っ…ごごご、ごめ、助け、あっと、ご、ごめんなさいっ」

――ドンッ

「っ、…はは、この僕を突き飛ばすなんていい度胸ですねぇ」



ニーッコリ、軽く突き飛ばしただけだが標的を拓へ変えた朋也は、蒼の上からどいて拓に襲いかかった。


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あきゅろす。
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