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「…おれ捕まえられるかな…」

「心配すんな。アオのことも含めて、親睦会までは部活は作戦会議すっぞ」

「よっしゃ!俺他の部とかちょっと覗いたりしてみるぜっ」

「オレもみんなに聞いてみよぉ」

「じ、じゃあおれは隠れそうなとことか探しとく。なるべく迷惑かけないようにするからっ」



むん!と意気込んでそういえば、おかしそうに吹き出した豊にくしゃりと髪を撫でられた。俺様なところがあるから、もっと強くいわれ切り捨てられるかと思っていた。

けれど豊は蒼のこともちゃんと考えててくれてるようで、蒼はそれが嬉しくて、自分でもなんとかしたいと思ったのだ。



「ガキ扱いすんなしっ」

「はっ、ガキだろ」

「いやいや部長と同い年だから」

「でも蒼って年下っぽいよな!」

「幸作ひどっ」



さぁ、みんなで楽しむためにも、十分な作戦を練っていこうじゃないか。楽しんで、それに結果がついてきて、部費がもらえるならラッキー、ぐらいの気持ちで挑もうじゃないか。

…ただ1人、経理だけは本気で部費を狙っているみたいだが…。







範囲は、モールまで。
モールの中も入れるがお店は全て閉まってしまうため、ただ建物に入れる、といったところだろうか。


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あきゅろす。
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