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「ん゙ー…すぅ」
「……」
――…ムラッ
「……っ」
ベッドで寝返りを打ち、仰向けになった由良。服が捲れて白く滑らかな肌と可愛らしいおへそが露わになり、顔の横へ投げ出された手と、薄く開いた口から覗く赤い舌が、なんだか艶やかで。ムラッときた。
銀はゴクリと喉を鳴らし、由良のお腹にそっと触れる。何度か優しく撫でたあと、銀はそこへ顔を近づけた。
――ヂュッ
「…っ、ん…」
わき腹に少し強く吸い付くと、ピクリと体を反応させて横向になってしまった由良。吸い付いた場所が見えなくなったが、きっとそこには白に映える、真っ赤なアトがついたことだろう。
それでも起きない由良に銀は調子付く。ペロリと下唇を舐め、ギシ、と音を鳴らして由良の上に跨がった。サラサラの黒髪から見え隠れしている耳を舐め、舌を差し込む。くちゅり、と音が響いたのか、睫毛が震え、由良が目を覚ました。
「な、に…」
「……由良」
「んんー…ぎん?今なにかし、…んぅ」
「ン…」
重なる唇。
ぼんやり寝ぼけ眼で銀を見上げていた由良は、ようやく覚醒して大きく目を見開いた。え、え、と思っている間にも銀は止まることなく唇を啄み、舌を差し込んでくる。
いつの間にか掴まれていた由良の手が、侵入してきた舌にビクリと反応した。
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