[携帯モード] [URL送信]
21
『おう!知ってるなら教えてくれ!』

『ん、じゃーちょっち待ってー』



そういってケータイを出して電話をし始めた荒木くん…もしかして、と思ったときには遅かったの。

生徒会の、会長様と副会長様が、こっちにやってきた。
…しーくんは、いないみたい…。



「あっ、四葉じゃんか!なんでここにいるんだ!?」

「お昼を食べにきたんです。そしたら、隆太から電話がありまして、めぐるがいると聞いたので会いにきました」

「なんだよそんなおれに会いたかったのか!?ダチなんだからいえば会うのに!」

「ですが私たちには…」

「親衛隊のことは気にすんな!おれはそんなやつらには負けねーから!あっ、一緒にご飯食おうぜ!!」



ええっ!?一緒って、僕も…!?

さすがに、会長様たちとも一緒はマズい。周りの視線が凄く突き刺さってくる…のに、僕の意見なんて聞かないで、めぐるくんは副会長様を僕の横の席に座らせた。

…睨み、つけられた…。



「おいおいマジかよお前ら。んなオタクみてぇなやろうと一緒に食うつもりか?」

「天馬、オタクではなくめぐ「なんだよお前!!おれはオタクじゃないっ!何様のつもりだっ!」…めぐる、」


[*前へ][次へ#]

28/156ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!