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しーくん…僕の新しい同室者、なんかどんどん厄介なことに巻き込まれてってるよぉ…っていうか、巻き込んでる、のかな…。
ふぇ、僕までその中に巻き込まれたらどうしよぉーっ!
◆
『ちょ、何あのオタク!荒木様と手、繋いでる…っ』
『いやぁ、汚れちゃいますぅっ』
『…おい、後ろに変なのもついてるぜ?』
『あいつ、勝様の…まさか荒木様まで狙って…!?』
『うわあのオタクきもーい!』
こ、怖い…なんでこんなことになっちゃったんだろう…。
お昼休みになって、めぐるくんを食堂に案内しなきゃ、と思ってた。
でも、荒木くんがいこうって誘ってるのを見て、僕はいいかな…って思ったのに…。
『奏もいくぞ!』
『え…あ、の、僕は…っ』
『なんだよ友達と一緒に食うのは当たり前だろ!?それに奏、人見知りだからな!おれが間に入ってやるから隆太とちゃんと友達になれよ!?』
『えー俺ら2人でいこうぜぇ?』
『ダメだ!奏を甘やかすなよっ!それにっ、おれのダチの隆太と奏は、ダチにならなきゃいけないんだっ!』
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