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「何いってんだよメシは大勢で食う方が美味いんだぜ!?ほら奏!」

「ぁ、…あの!じ、実は僕、他に約束があ、あって…だ、だからごめんね?ふ、副会長様といってきなよ…ね?」

「はぁあ!?なんでおれといくって約束したのに違うやつと食うんだよ!おかしいだろ!」

「めぐる、今日はいいじゃないですか。2人でいきましょう?」

「仕方ねぇな…あとで謝れよ!?」



バン!と閉まるドアに向かって、僕は小さくうん、と頷いた。
なんか…嵐が去ったみたい。

これから毎日めぐるくんと一緒なのかぁ…しーくん…もう会いたくてたまらないよぉ。


はぁ…ご飯、なんか作ろ…。







――ドンドンドンッ!!

「奏ー!起きろ朝だぞーっ!!」

「っ…!?ん゙、なに…」

「かーなーでー!!」



う、うるさい…寝起きの頭に響くよぉ…。おかしいな、僕、目覚ましかけ忘れたのかな…鳴ったのを止めた記憶もないし。

え、ってことは寝坊しちゃった!?


そう思って慌てて起きて目覚ましを見てみた。…ら、まだ5時半だった。
セットしてある時間より、1時間も早い…。



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あきゅろす。
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