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めぐるくんは、僕と同じくらいの身長。凄く元気がよくてハキハキしてて、ひ、人懐こい…?のかな。
度が過ぎると馴れ馴れしく見えちゃいそうだけど、でも悪い子じゃなさそう…。
ただ、容姿が…。
髪ボサボサで少し頭大きいし、それ、逆に見えてるの?って聞きたくなるメガネしてる。
なんか不思議な子だなぁ。
「おい奏何やってんだよ早くこいって!」
「え、な、なにっ!」
「なにって、部屋の片付け手伝えよな!友達だろっ!?」
「ええ…っ、それは…い、いいけど…」
「じゃーよろしくな!あ、さすがにパンツまでやれとはいわないぞっ!」
て、手伝うの当たり前なのか、な…?
そんなこと思いながら、めぐるくんの荷物の片付けを手伝うことにした。
◆
「うぁー終わったー!やっと終わったぜ!!時間かかりすぎたな奏っ!」
「だ、だってそれは…!」
「あー腹減った!そうだメシいこうぜっ!食堂があるって聞いたんだけどもちろん連れてってくれるよな!?ほらちんたらしてないで早くしろよノロマだなー!」
「っ、め、めぐるく、」
――ピンポーン
「…お?誰だ誰だ!?おれ出てやるから早く用意しとけよっ?!」
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