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…って、もうついた!?
5分ちょおしか歩いてへんで!?
「こちらはS棟です。Sクラス専用の寮となってるので学校からも近いんですよ」
「Sクラス!?そ、それはもしやSMのエ「スペシャルのSです」…あ、さいですか」
「そしてこの先に普通棟、D棟となっています。歩くんが入るのは2Aですが、寮は僕と同室ということでSになってます」
「ほぇー…一人部屋やったんやろ?なんや、悪いなぁ」
「気にしないで下さい。他のとこに入れるよりは僕と一緒の方が面倒が起きないと思ったまでです」
はは…ホンマ面倒事起こしたくないんやな。
それからホテルみたいな寮入って、6階までエレベーターで上にあがった。
こんS棟はみんな一人部屋なんやて、金持ちやなーさすが。
「ここが僕の部屋です。鍵はこれ。予備のものですが、本物と同じ役割を果たします。どこでも開く鍵となってますが、乱用はしないように」
「そないなもん、ウチに持たせてええの?」
「この階に来るには特別仕様のカードキーが必要なので仕方ないんです。それから、これはクレジットとして食堂でも必要となるのでなくさないよう気をつけて下さい」
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