・ ここホモおんのか! んでもって会長はそれでウチの身ぃの危険とかいうんか!? さっきケツ触りよったのも冗談じゃ済まんのか!! 「もう目をつけたんですか?」 「顔は…まぁ平凡だけど見ろあの立ち姿…エロいな」 「はあっ!?」 「まぁ…着崩れた着流しはいつでもそう見えるものですからね」 「っ…!」 こ い つ ら ア カ ン ! 慌てて崩れとったとこ直したけど、会長の目ぇがヤらしいわ。 つーか男の着崩れ見てもエロくないやろ、そこはやっぱ女の子のやないと…。 したらウチかて、凝視してまうわ。 「ですが歩くんはうちの生徒とはわけが違いますから。無闇に手は出さないで下さいね」 「あー分かってるよ。それより、これからどうすんだ」 「生徒への紹介は明日ですから、今日は部屋へ案内して休ませてあげましょう。僕が連れて行きます」 「……チッ、彼方こそ手ぇ出すなよ」 「はぁ、悠大ではないんですから。さぁいきましょう」 気怠げにため息つくなん、色っぽいわー。…男やけど。残念や…。 とにかく部屋いくことなって、その部屋出て校舎も出て寮へいくことにしたんや。 3つもあるんやって。 さすが金持ち校や。 [*前へ][次へ#] [戻る] |