・ 「入るぞ。緊張して漏らすなよ」 「アホか!んなことせんわっ」 「…ふっ、…おい、連れてきたぞ」 「あ、ちょお…っ」 「ああお帰りなさい。思ったより早かったですね…っと、これは…」 おおー美人さんハッケーン! …って、男か…そらそうやね…残念や。 ちゅーかみんなウチのこと見て目ぇ丸くさせとんのやけど…あーこの服か、そないに珍しいか…? 家じゃこれが普通やからよぉ分からん。 「そいつが副会長で、今日からお前の世話役の彼方だ」 「は、初めまして芹沢彼方です。まぁめんどくさいですが、悠大が世話役だと色々危ないので僕がなりました。よろしくお願いします」 「めん…、ウチは服部歩です。2ヶ月間、よろしゅうお願いします。…つか、危ないって…?」 「たとえ平凡だとしても、2人きりの夜となれば食べられてしまうかもしれませんからね。そうなると後々クレームなどめんど、…いえ、君のためですから」 「…チッ、やっぱ俺が世話役になりゃよかったな…」 待て、待て、待って! なんや話が見えへんねんけど…はっ、もしかしてダチがゆうとったやつ、マジなんか!? [*前へ][次へ#] [戻る] |