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「ゲフ、ちっと苦し…」
「そりゃそうだろ」
「緩めてまお。…ふぁー開放感」
「おま…っ、この学園では無闇に隙見せんなよ。喰われるぜ」
「えー何ゆうてん。ウチ平凡やし今のどこにんな要素が…」
食い過ぎてくるしゅうなったから、帯をちーっと緩めただけやん。
こう…食いもんが下におりてく感覚分かるか?メッチャ開放感味わえるで!
緩めたことで乱れてしもた服も直して…て、あ、ここか?
なんやウチの肌見て欲情するん?
……アカーン!
こここ怖っ!ウチは一生ヴァージンでいくんやーっ!!
「ホモ校怖っ。そんなやったらなぁんも出来ひんやん!」
「…例えば?」
「え、そらみんなで風呂いったりプールいったりAV鑑賞したりか?プールの授業とかどないすんの」
「ねぇよ、ここには。色々危険だしな」
「っ…アカン、ホームシックならぬスクールシックや。ふっつーのことが出来ひんなんて、みんな可哀想やなぁ」
あーでもお坊ちゃま校やったか?なら、"普通" がこれなんかもな。
庶民みたくはしゃぐこと知らんのとちゃうか。
…それから、まぁクラスの奴らとも色々話したりして、午後を過ごしたんや。
持ってきてへん教科書は榎本に見せてもろてな!
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