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『あとは自習にしますんで、静かに時間がくるの待ってて下さいね』

『『やったー!』』

「なぁ、服部ってあの副会長の部屋にいんだろ?どうなんだ、部屋での副会長って」

「それは秘密や」

「なんでだよ、ちょっとくらいさ。みんな気になってんだぜ?」

「アカン!彼方先輩がいうなぁゆうたんや。ウチど突かれんの嫌やしっ」



個人の秘密とか約束は守る方なんやで、これでも。
手ぇで口覆って首横に振っとったら、みんなにブーブー非難されてもうた。

ホンマ人気なんやな…同じ男やで?


ボインボインやったらそらウチも気になるどころか、猛アタックすんのやけど…。



『なっ、名前!芹沢様がいいっていったの!?』

「んー?おう、一緒におるんやから名前の方がええやろって」

『『羨ましいいー!』』

「どあっ!そ、そか…?男やぞ?同じモンついとるで?」

「それでもいいってのがここの生徒だよ」



ふ、と笑って教えてくれた榎本にも、何人かキャーゆうてた。
顔よきゃ誰でもええんか…やったらウチにもゆうてなー!

しかもちょおなんや?
ギラついた目ぇで見られとるっちゅーか…友好的だったチミたちはどこへ?みたいな…。



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あきゅろす。
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