やってきた留学生
うほほぉ…イケメンや。
女の子が大好きなイケメンや。
しかもちょお俺様っぽい。
背ぇ高い…悔しいなー男として。
さかも会長直々にお迎えやなんて、ウチそんな歓迎されとんの?
うは、緊張してきたでっ!
「…つかお前…」
「な、なんや…んな見んなや」
恥ずかしいやろ視姦プレイなん、ウチにはレベルが高すぎやっ!
それともあれか!
ウチが平凡で背ぇも低めやからバカにしとんのか。
くそ、滅べイケメン!
そして可愛い女の子はみんなウチがパフパフしたるんやーっ。
「華道の服部とは聞いてたが…いつもそれなのか?」
「それ?…あ、これか!これがウチの私服やねん、文句いうなよ」
「…ふぅん…細いな」
――サワッ
「ッギャー!!ケツ触んな変態いい!痴女なら大歓迎やけど男に触られるなん屈辱やー!」
「うっせぇ…とりあえず行くぞ。貸せ、荷物持ってやる」
一応客だからな、やて。
ほならケツ触んなっちゅー話やん。ゾワッとしたわアホ!
しかも荷物持ったるって…ウチも同じ男やのになんで…。
あ、ちなみにウチの私服、着流しやねん。これラクやでー。
ウチの場合、着流しの下もつけへんから、ちょっと動きに気ィつけなアカンのやけどね。
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