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『――…ず、一組目、お願いします!』

「んむ、んんんー!んっ」

「クク、何いってっか分かんねぇ」

「はぁ、お止めなさい悠大。発表してる人に失礼ですよ」

「…チッ。まぁくだらねぇけど楽しめ」



それからは、ほんまたくさんの発表を見た。歌の合唱に始まりダンス、ちっさな演劇、マジック、部活のアピール?みたいなんもたっくさん。

まぁ結論からいうと、ボチボチやね。イマイチノリが足りひんかったわ。
ちゅーか自分をアピールするので精一杯みたいな感じ?
チョーこっち見とったし。

あれ、会長と彼方先輩見てたで。くはーさすがホモ校や!







ドック  ドック
  バック  バック


「……歩くん?そろそろいきますよ」

「ひ、ひゃいいっ!」

「ぅ゙…今のは聞かんかったことにして下さい…」

「まさか…緊張してるんですか…?」



あああ何やその目ぇ、ウチかて緊張くらいするわぁあ!!

かて!
今日から新しいクラスいくんやで?知らん人しかおらんクラスに。


あー緊張するわー心臓口から飛び出そうやー。



「昨日全校の前であれほどバカやったじゃないですか」

「バカいわんとってアホゆうて!それに昨日のはまた別の話やっ」


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あきゅろす。
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