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うぁ、なんやのその目!
これでもウチ、小さいころは大人しゅうて可愛らしい子やねぇ…っていわれとったんやで!?

……思春期前ぐらいまでやけど。


まぁ、それから何やかんやで30分くらい待って、ようやく始まることになったみたいや。

彼方先輩が司会としてステージ脇に立っとって、他の役員が挨拶しとる。



「では、交換留学生を迎えたいと思います。会長、お願いします」

『『キャアア土方様ーっ』』

『素敵ぃっ』

『『抱いてくださーいっ』』


「黙れ、外部の者がきてるということを忘れんな」

「っ…」



え、えー!?マジか!?
今の本気の叫びなん!?
男が男相手に…だ、抱いて…!
アカーン!!メッチャホモ校やーっ!

センセーホンマ恨むでっ。


ま、まぁかっこええんは認めるけどな。ウチも会長ぐらいの顔持っとれば女の子とパフパフし放題やのに…。



「――だ、じゃあ呼ぶぜ。こい、歩」

「っうお!?」

「歩くん、悠大のとこまでいって下さい」

「あ、は、はいはいっ」



いきなり呼ばれたからビックリしたわー…。固まっとったウチを彼方先輩も呼んで、やーっと動き出す。


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あきゅろす。
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