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「そんとき挨拶してもらうから何か考えとけよ」

「うぃー……え?」

「歩くんの担任からそういった話があったはずですが」

「……あ、もしかしてアレか!?あないにサラッと…!」



確かに挨拶のことゆうとったわ。『自己紹介するやろうから挨拶考えときぃ』って!
歓迎会でって意味やったんか…ウチはクラスで、やと思っとった。

うーセンセのアホーハゲー何ゆうたらええんやー。



「何かの式というわけではないので簡単でいいですよ。さて、部屋に戻りましょうか」

「あ?待て、俺がまだ食い終わってねぇだろ」

「知りませんよ後からきておいて…僕はまだやることが残ってるんです」

「てめ、…チッ、じゃあ1人でいけ。歩は残れ」

「えー嫌や、彼方先輩と帰る。ほなサイナラー」



会長と2人きりなん、なんかされそうで嫌やわ。

待つのめんどくさなって先にいく彼方先輩を追いかけて、一緒に部屋まで帰った。
風呂、メチャ豪華でなんや落ち着かんかったわ…。







「…ん、ぁ…くん、歩くん!起きて下さい、朝ですよ」

「んんむー…オカン…あと、5、ふ…」



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