・ 「これ、ホンマ学園負担になるん?ちゅーかええのかな」 「気にしない方がいいですよ。どうせお金は余ってるんでしょうし」 「はは…ま、ほな遠慮なく…」 ――ピ、ピピッ タッチパネルを操作して、教えてもろた通りに注文。 彼方先輩が驚いた目ぇで見とったけど、今日は控えめやで? ほら、疲れとると食べる気ィも失せるやろ?それよりも…、 「なぁ、ウチ、…見られてへん?」 「ぁ…ええ、そうですね」 「やーっぱこないな格好しとるのがアカンのやろか…」 「それもありますけど、僕と一緒にいるということと、一番は留学生ということですかね」 「あ、そか、みんな知っとんのか!」 恥ずかしいわーそないに見つめんといて! これが女の子からの視線やったら大歓迎なんやけどなぁ…あ、でも女の子みたいな男がおる。 あれは女あれは女あれは女…くっ、ちーとモチベーションあがってきたでっ。 ……っと、そんなこと思っとるうちに料理が運ばれてきた。 うはーどれも美味そうやなぁ。 ここでしか食えそうもないし、2ヶ月のうちに全メニュー制覇したろっと。 [*前へ][次へ#] [戻る] |