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そうなりゃ部屋の片付けしないとな。本が…その、"本" がいっぱい散乱してるんだよ。GW中かぁ…くそっ、どうせなら4月からきて親睦会も参加してくれりゃよかったのに。

まぁいいや、早速姉ちゃんに報告して、少しずつ部屋の片付け始めるぞーっ!







「ぐぅ…しまった。こんなに本があるなんて…」


トイレに小説が3冊。リビングに散乱した漫画・小説・DVD。寝室に入ればもっと酷く、2つの机の上もベッドの上も下もクローゼットの中も占領してる…っていつの間にこんな大量になったんだぁあ!!しまう場所がないっ!

とりあえず六じぃからダンボールもらって入れてはみたものの、箱3つ…あれ、僕これからお引っ越しですか?小さい箱ならまだしも、ダンボールん中でもデカいのをもらってきた。これは選別して家に送り返すしかないのか…。



「んーどうすっかなー…お、ヤバい懐かしいの出てきたーっ」



『イケナイ☆センセイ〜教室で補習授業だよっ〜』ぶはぁ…っ!これ確かチョー童顔の先生が放課後教室で生徒にヤられるってやつだ!しかも始めは嫌々だったのに最後は自分から『補習受ける人…?』なんていって誘っちゃうんだよこれ!

あーでも今はこれいいかな。昔はハマってたんだけどなぁ…二十歳以上はなしってことで。あ、こっちの不良男前受けもいい。んー…うわ、これ姉ちゃんが送ってきたMLのじゃん。これも送り返しーっと。

う、ぁ、そうそうこれも持ってたんだった。懐かしいなどこに隠れてたんだか…ちょ、ちょっとだけ読んじゃおうかな、うん。きっと王道君が来るまでまだ日にちはあるだろうしね!







――チュンチュン

「……んがっ!し、しまったぁあ全然片付け終わってなぁぁい!」


読み漁り続けて約3日間。GWは一回帰る予定だったのに、それすらもままならず、六じぃにいわれた日付の朝を迎えてしまった。ヤバいです奥さん。ダンボールに入っていたはずの本が床を埋め尽くしてます…。


「いや、まじヤバいって僕のバカッ」



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