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…よし、全部写真撮ったぜ僕満足です。さぁ残された人たちでさらに理央のこと気に入っちゃって下さい。こっからは僕のお仕事タイムですからっ。



「っあ゙ー…いてぇ」

「自業自得ですよ」

「…ふっ、でも…おもしれぇ。紅姫が見つかるまでいい暇つぶしになりそうだな」



その紅姫ですけどね!教えてあげないけどね!2人が一緒だって気づいたときどんな反応してくれるのか楽しみだなぁ…あ、その笑顔いただきっ。

…おお?保の顔がドンドン大きくなってきてる…。



「いーおーりー」

「…っわ!た、保…?」

「1人逃げやがって…大変だったんだからな」

「いやいやほんとは助けたくて仕方なかったくせにぃ。いいんだよ嫉妬隠さなくて、僕には分かってる」

「……はぁ…」



あれ、そこため息つくとこだった?というかここは保も理央を追いかけなきゃダメじゃないか。んでもって何があったのかを教えてくれれば…!あー…眼福。ここまで堪能出来るとは思わなかった…理央様様だね。

そう思ってたら…なんと目の前にあの副会長様がいらっしゃいました。あ、保に宣戦布告ですかそうですか。さぁしっかり聞いててあげますよ!



「……あれ、君はたしか…」

「え…ぼ、僕ですか?」

「うーんと…そうそう、親衛隊の子だよねぇ」

「うっそぉ向井ってばそんな子といるなんてぇ、信じらんなーいっ」

「…伊織は他の奴らと違いますから」



庇ってくれた保ありがとう!でもぜひ僕じゃなくてここにいるのは理央であってほしかった…。ん?え、親衛隊のこといってないっけ?あーしまった、理央が来てからはそっちに集中してたからな…。

えー実はワタクシ、細田伊織は親衛隊に入っております。誰のってわけじゃなくて、しいていうなら親衛隊写真担当。いやーほら、王道生徒会とか親衛隊持ちの人を写メってたら目ぇつけられちゃいまして。ええ、呼☆び☆出☆し☆ されましたー!

そのときは綺麗な人を写真に撮るのが趣味ですっていって免れたんだっけ…?その代わり親衛隊員としてみんなの写真撮ってくれってさ。



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あきゅろす。
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