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(っ…な、なんだ今寒気が…)
ふぅ、よし、じゃー僕も教室へいくかな。保はまだ部活中かなーどうせなら一緒に登校してほしかったんだけど。保と理央で。っていうか確か保の同室って…、ま、いっか。
――ガラッ
「おっはよーございまーす!」
シーン…なんてことにはなりません!っていっても3・4人が返してくれるだけなんだけど。うぅ、別に寂しくないやい!僕が人気者になっても困るしね。あくまで僕は傍観者。
保が来るまで席について、ケータイに入ってる萌えーな画像をニヤニヤ眺める。大体、いつも僕がくる時間になって保もやってくるんだ。んーたくさん挨拶されてます!
「はよー保」
「おー。…まーた写真でも見てたのか」
「ぐふ、見る?」
「見ないから。…で、今日は理央と登校したのか?」
「何々気になっちゃう感じ!?聞きたい聞きたいっ?昨日のお風呂あがりの理央のこととか教えてあげよっか!」
そうだよね好きな人のことなら何でも知りたいよな!でも変装のことは自分で気づいてね僕応援してるからぁあ!!ハァハァ、それで何だっけ?…うわー保さんってばそこまで引かなくてもいいのに。
「多分今、ホストセンセーに迫られてる最中なはず見れないのが残念チクショー…」
「ホスト…ああ、墨村先生な。え、2組なのか?」
「知らん!」
「……願望か。まぁどっちにしろ理央はこれから大変だろうな」
(伊織のことも色々含めて、な)
うぉおおおさり気なく心配しちゃった保萌えええ!でもごめんよ保、ここは王道通りセンセーにはバレてちょーっとイタズラされちゃうのが理央の運命なんだ!そうであって下さいお願いします。
「腐腐腐腐…とにかく昼休みが待ち遠しい!」
「昼?」
「何があったか聞き出して今度はハンバーグでも食べてもらってきっとその間に『会いたくて』とかいって副会長がきて…きて…っ」
「…き、来て?どうなるんだ?」
「会長本命キターーッ!!ハァハァ待ちきれん早く昼になれぇえっ」
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