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※注意
幸村は入院しておりません。
柳生が変態扱いされます(少しだけ)
大丈夫な方のみお読み下さい。
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俺が深空を初めて見たのは、深空が入学してすぐの頃。
簡単にいうと俺が2年生になったばかりの頃。
同じ部活の幸村と一緒に登校していたのを見た。
「のぅ、柳生。幸村と一緒に居るのは誰じゃ?」
「あの方ですか?たしか……幸村くんの妹さんだと思いますけど」
「そうか。助かったぜよ。流石紳士、女性の事はチェック済みか?
いや変態かのぅ?」
「に、仁王くん!」
柳生をからかうのを楽しんだ後、幸村妹に近づく計画を練っていた。
まだこの時は幸村の妹って事で興味があっただけ。
取り敢えずその日は何も手出しはせず、次の日に行動を移した。
―――
「よう、幸村。おはよーさん」
「仁王かぃ?おはよう」
まずは幸村に話し掛け、幸村妹に話し掛ける。
「兄貴ぃ…この人誰?」
「あぁ、同じテニス部の仁王雅治。俺と同い年だよ。
で、こっちは俺の妹の深空。可愛いだろ……?」
「ちょっと兄貴!変な事言わないでよね。
兄貴がお世話になってます。よろしくお願いしますね」
「よろしくな深空。(確かに可愛いのぅ…)」
「仁王、俺の深空に手ぇ出したら許さないよ………?ふふ」
「さぁて、どうかのぅ…」
俺は何故だか楽しくてこんな返事を返していた。
今思うと、初めて会ったこの頃から深空に惹かれていたのかもしれない。
「兄貴のじゃないし、仁王先輩まで何言ってるんですか?」
「プリっ」
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