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跳翔。
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「さて、行きますよ」

するとどうやら副会長が先陣をきるようでどんどん歩き始めた。

「ちょっ!待てよ怜ー!」

「・・・ふん。」

理事長の息子は小走りで副会長について行き会長はチラリとこっちを見ると何もなかったかのように副会長と理事長の息子のもとへスタスタと歩き出した。

流れて気にどうやら俺も付いていかないといけないのでポケットからバナナ味のキャンディーを出し口に含め歩き出した。


って・・・ん・・?

これ結局歩きで行くの?

時間すごくかかるのでは?

「翔さん、もうすぐ先にワープ地点があるのでそこを目指して歩きますよ」

副会長さんは俺の考えを読み取ったのか別にとってないのかは知らないが読みとったようにこちらを振り向いて言った。

「りょーかいです」

俺は飴ちゃんを少し噛んだ。



前(会長、副会長、理事長の息子)、がギャーギャーと騒いでいて俺はその話をこっそり10分ほど聞いているといつのまにかワープ地点についたようで少し値段が張りそうな木でできたトビラがあった。

どうやらあの三人(会長、副会長、理事長の息子)はなかなか面倒くさい関係であると俺は判断しました。

会長は理事長の息子を愛していて副会長も理事長の息子を愛していてでも理事長の息子は誰も愛していない、あえて言うなら皆を愛し、皆に愛されているようです。

「では、翔さん、この扉を開けば理事長室に着くよう設定されているので行ってください。私たちは違う場所へとワープしますので」


「りょーかい」

俺は飴を口の中でコロコロと転がしながら扉をあけた

「翔ー!今度遊ぼうな!」

よし、聞かなかったことにしよう






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