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有耶無耶。
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「……腹減ったか?」


あぁ間也は優しすぎるんだと思った。

何故かわからないけど間也はよく色々な物を拾ってくる。


綺麗な石とか美味しい木の実とか。


「…これ、食え。」


間也は少し大きめな赤い木の実を三個ほどポケットから取り出した。



「…甘い、美味、魔力増える」



多分元気が出ると言いたいんだろう。


多分俺が何故禁句と言ったか気づいてない。

間也は自分で気づいてないのだ。

多分自分を犠牲にして人の幸せを望むから。



間也は考え込む癖がある。

間也は考え込むのはしょっちゅうなねだけれど他人と自分で考え込むときは少し違うのだ。


他人のことを考えている時はいつもと変わらない。

けれども自分について考えてるときは少し違うのだ。


こう言えば簡単だろうか。


俺は少し特殊で何かのオーラが見える。

それは感情というオーラで色々な色がある。


つねに間也は透明。

だけれどたまに変な色になるのだ。

何色かわからないけれども見てて良い気分にはならない。

そのオーラが出ているとき大抵意味している感情は「ワカラナイ。」なのだ。






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