私と髭と酒と南瓜と
5
孫堅「しかし道がわからん」
諸葛亮「…………」
劉備「あ、安心しろ諸葛亮!こんな時のために……」
そこまで言うと劉備は懐からビニール袋を取り出す
劉備「食パンの耳をちぎって道に目印つけといた」
食パンの……耳……
諸葛亮「……あぁ、ついにヘンゼルとグレーテルより貧乏に…………」
劉備「食べ物を道に捨てるというリッチな事をしてるじゃないか」
顔を両手で隠し、泣き崩れる諸葛亮と反論する劉備
そして孫堅と周喩は見てしまった
二人の後ろでもぐもぐと口に何か頬張ってる趙雲を
劉備「なんだ趙雲。いくらなんでも拾い食いはやめ……………ああぁぁあああ!!!趙雲っ、おまっ、ふざけんなよぉおお!!!」
半泣きで趙雲に往復ビンタをかます劉備
趙雲の口から食パンが次々と出てきた
孫堅「今度から、お中元もっと豪華なの送ってやろうか」
周喩「そうめんはやめときましょう」
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