私と髭と酒と南瓜と 3 黄蓋「どうしましたか殿!!」 すぐに孫堅の自室に黄蓋が駆け込んでくる そこには仕事机の上に乗り、半狂乱になっている孫堅がいた 孫堅「策ーー!権ーー!尚香ーーーー……何だ黄蓋か」 黄蓋(ワシじゃ不足なのだろうか) 孫堅「まぁいい、とにかく助けてくれ」 一瞬どこかの刺客でも現れたかと思った黄蓋だが、それらしいのは見当たらない 黄蓋「殿、何から助ければいいんですか?」 孫堅「馬鹿!そこにゴキブリがいるだろ。早く始末……うぎゃあ!こっち来んな!お前じゃない、ゴキブリに言ったんだ!黄蓋は早く来い!……やっぱ来んな!ゴキブリを刺激する!」 黄蓋「たかがゴキブリで……(戦でもこの位ビビり性になってほしい……)」 黄蓋は呆れながら下を見る そして目を見開いた 黄蓋「ΣΣでかっ!!」 そう、そこにいたのは超ビッグサイズの推定30cm位のゴキブリだったのだ [*前へ][次へ#] [戻る] |