私と髭と酒と南瓜と 4 陸遜「とのーー!!キノコさんちゃあんと生えてましたよ!よぉし!たくさんもぎ取りますよぉ!」 孫権「………………」 呂蒙「………………」 孫権「あいつ、さっきからあんなテンションだったっけか」 呂蒙「いや、たしか『……ぷっ。失礼。……え、キノコ?冬に?生えてるわけがないでしょう。……ぶっ。失礼。ぶははっ』とか言ってましたよ」 孫権「どうした、あれ」 呂蒙「さぁ、侵食されたんじゃないですか。キノコに。頭が。」 陸遜がはしゃぎながらキノコを採集してる横で、会話を続ける孫権と呂蒙 そもそも何故、冬に彼らはキノコを採集しているのか それは遡ること50分前 ――――――――― 孫堅「………キノコが……食べたい……」 孫尚香「きゃぁあああ!!父様が!エイリアンVSプレデターのプレデターみたいになってる!」 孫策「親父!しっかりしろ!親父!」 孫権「…………」 孫堅「……キノコが、急に、……食べたくなった……」 孫尚香「キノコ?キノコね!権兄様!キノコ採ってきて!」 孫権「……は?」 孫策「権!キノコだキノコ!親父が危ねぇ!」 孫権「……え、いや、何で」 孫堅「ううっ!あ゛あああ!」 孫策「親父いいぃぃっー!!」 孫尚香「父様あああぁあ!!いやぁあああ!!」 孫権「……え、何これ」 [*前へ] [戻る] |