私と髭と酒と南瓜と
4
月英「では次に、ひき肉炒めます。殿、ひき肉を熱したフライパンに、乗せてください」
劉備「人肉?」
月英「ひき肉です」
たどたどしい手つきで、ひき肉をフライパンに乗せる劉備
フライ返しで肉を解していくものの、肉がフライパンにくっついてしまい、焦げた臭いが広がる
月英「あ、すいません殿、油を入れ忘れてました!」
劉備「あぁ、これか!」
月英「いや、殿!それは違――――」
ザバーッ
劉備「ん?何か違う気が……」
月英「……殿。それは塩です」
劉備「なんと!」
月英「なんと!じゃありません!もういいので早く玉葱を投入してください!!」
大量の塩がふりかかった生焼けのひき肉
月英は怒りを隠さず、次の指示を出す
しかし、次の瞬間
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!