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私と髭と酒と南瓜と


ひゅうううぅぅ


と、どんどん落ちていく曹操

かなりの速度で落下していることは曹操でもわかった


曹操(……隕石の気分だ)




と、そのときだった

ふわっとした感覚

急に辺りが無重力になったかのように、さっきまで高速で落下していた曹操の動きがスローになった


ふわふわと浮く体



曹操は落下部隊のごとく下へ下へとゆっくりおりていった







ゴオオオォォッ



バキバキバキッ





曹操「あべしっ!!」



凄い勢いで小枝の山に突っ込む曹操

さっきのメリーポピンズとは掛け離れた凄惨な音が響く


しかしそこは曹操、小枝の山から不死鳥のごとくはい出ると、ぶつぶつと文句を言う



曹操「一体どうなっているこの家は!急に落ちてふわってなってまた落ちたぞ。期待させるな!デレツンなのか!」



ひとしきり文句を言うと、落ち着いた曹操は周りを見回す



そこは巨大な空洞になっていて、一面に枯れ葉や落ち葉が積もっていた



曹操「……なんだここは。奴の嫁はバービーか?」


ビーバーですよ、殿。とツッコミを入れる臣下はここにはいなく、少し寂しさを感じる曹操



そういえば夏侯惇はどこだと、曹操はぐるりと巨大な空洞内を歩いてみる
そこで曹操は異様な物を見つけた


曹操「……?あれは?」


 

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あきゅろす。
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