檜垣学園 6 「ふぁぁっ!イくっ!…ソコっ、ヤぁ!」 「おらっ!イけ、イけっ!!俺の子供孕めよ!孕んだらお前を俺の一番にしてやるっ!!!」 「んぅーーーっ!ァ、イくっ!───っっっ!!!」 がくがくと俺に揺さぶられながら、八雲は膨らんだ亀頭から濃厚な精液を噴き出し、一拍遅れて痙攣して締まった八雲の腸内へと俺も精を吐き出した。 ***ルークside*** 3時間目までには戻ると言ってサボッていたリョウが、大幅に遅れ4時間目の終わり頃に、何故かお風呂から上がりたての様に石鹸の香りを漂わせ戻ってきて。 そのリョウに嫌悪して文句を言っているとランチの時間となり、僕とリョウと哉都と白茅の4人で食堂へ向かう事になった。 「初めまして!網代 佐保姫(サオヒメ)です!1年で、白茅の恋人です!ヨロシクお願いします!」 「……ぁ、網代…竜田姫…です」 食堂で合流したのは白茅の噂の恋人と、その双子の弟。 今日はこの2人と、僕達4人でお昼を食べるらしい。 白茅の恋人だと言う佐保姫君は、可愛らしく数本のヘアピンを留めたスイートピンクの髪に、ピンクのカラコンをした笑顔の可愛い子。 佐保姫君の双子の弟の竜田姫君は、クールロゼの髪にローズのカラコン。人見知りをするのか、兄の佐保姫君の後ろに隠れて、小さな声で自己紹介をした。 2人共、身長は平均より上だろう。 竜田姫君は完璧タチに見えるが、佐保姫君は……ネコ?タチも出来そうな感じもするけど、何だか笑顔や雰囲気はネコっぽい…………って、僕はどうしてそんな事を考えているんだっ!? きっと性欲盛んなリョウが隣にいるせいだっ!! 「ん?何?」 理不尽な理由で僕に睨み付けられたリョウは、当然、訳が解らないと不思議そうに目を丸くして僕を見た。 「…何でもない。初めまして、ルーク・レナードです。宜しく」 「うわぁ!噂通りかっこいい!笑うと王子様みたーい!」 握手を求めて右手を差し出すが、佐保姫君は僕の手を取らず、両手で自分の頬を包み僕をまじまじと見つめた。 「えっと…?」 「あ〜ぁ、さっちゃん!彼氏の前で他のオトコに見とれてい〜の?」 困惑してる僕の横にいたリョウの言葉で我に返った佐保姫君は、慌てて恋人の白茅を窺う様に見る。 「……佐保、あとでお仕置きな?」 だが遅かったらしく、白茅は黒い笑みを浮かべて佐保姫君にそう言った。 「や!やだぁー!!ウソウソ!見とれてなんかいないよー!佐保の王子様は白茅だけだもーん!だからイタくしないで?ね?」 「俺もウソだよ。俺が大好きな佐保に、酷い事する筈ないだろ?」 ………食堂と言う公衆の面前で、白茅と佐保姫君は甘〜いピンク色のオーラを濃厚に漂わせる。 本人達は全く気にしていないが、見ているこっちは気恥ずかしくて、身体中がむず痒い。 最初から一歩離れて傍観していた哉都も、流石にこの雰囲気に耐えられなくなったのか、席取りしとくと僕達に告げて足早に人混みへ消えていった。 「………」 「あ、竜田姫君。ルークって呼んでくれると嬉しいな?」 [*BACk][NEXt#] [戻る] |