〜カナズミシティ 「お見事ですわ」 カナズミシティジムリーダー・ツツジから賞賛とともにストーンバッジを手渡され、スミレはへこへこと頭を下げながらそれを恭しく受け取った。スミレもシンオウ地方で形式上ジム戦を経験してはいるが、その実身内戦である。ツツジの専門である岩タイプに有利な面子を揃えてきたとはいえ、その緊張は今までの比ではない。 「バッジと、わざマシンと……それに、報告書をお返しします。捺印済みですわ、ご確認くださいまし」 ツツジの物腰は穏やかだが、表情は少し渋い。二つ名の通り優等生基質の彼女から見て、トレーナーカードの再発行というのは怠惰の極みに映るのだろう。まったくスミレには合わせる顔がない。 「トレーナーとしての力量にしては、ポケモンの練度が低いと違和感を覚えていたのです。成程、そういうことでしたの」 「面目ないです……」 「筋は悪くないようですし、いい機会だと思って兜の緒を締め直してくださいな。あなたのキャモメ、なかなかいい動きをしていましたわ。一度育てたことが?」 「いえ、我が家はもっぱら幽霊屋敷です」 スミレは苦笑しながら頭の上に止まったキャモメを見上げる。ツツジに褒められたのが嬉しいのか、疲労困憊しているはずの彼女はなかなかボールに戻りたがらない。 「ですが、まあ、腐っても港育ちですから」 ****** ・カナズミシティに到着。ひとまず民家に突撃。ペカチュウじいさんが健在で何より ・いあいぎりのわざマシンを回収、早速秘伝要員ジグザグマに覚えさせる。そしてフレンドリィショップのみねうち無料配布キャンペーンにあやかる。キノココ、ウーン……まあ、いて困るポケモンじゃないんだよなあ ・カナズミにあるアパートってデボンの社員寮だったのか、知らんかった。使えないからとプレミアボールを譲ってくれる少年は有望な社畜候補である ・デボン本社にも足を踏み入れてみる。受付裏にはカブトとオムナイトの絵画、足元にはガラス張りで化石のコレクション展示……すげー豪華になってる ・ツツジの「岩にときめく優等生」って二つ名が全ジムリの中でもトップクラスに好きだなあ。もう優等生って響きがね、いいよね ・ジムの内装がすげー様変わりしてるー!? ツツジさんてばそんなに化石狂いじゃなかっただろー!? ・化石系岩タイプってより鉱石系岩タイプのイメージが強かった。デボンもそうだけど。カナズミ自体が化石に縁のある町なんだろうか、十年来の新事実発覚 ・今作の塾帰り♀めちゃんこかわいいなあ! デコ出しポニテとかアホか、幼女の特権か、かわいすぎるんじゃ! なお塾帰り♂は ・ツツジさんのスカートがふんわりしててかわいい。しかしメインイラストレーターが杉森さんじゃなくなったので足の太さが物足りない。いや、他のゲームとかと比べると結構ふっくらしてる方だとは思うのだけど、まあ、私が下半身スキーになったのは杉森神のせいだから…… ・ところで、試合前のカットインはもう一枚絵で固定なんですかね。試合前に動くネームドトレーナーとか見たいなあ ・【悲報】ツツジ、頑丈で耐えたイシツブテに傷薬を浪費 ・あれー、ノズパスってこんなに柔かったっけ? 思い出補正恐るべし。まあ水と草がいるのでサックリ撃破。ストーンバッジと岩石封じをゲットです ・キノココおじさん、荷物を奪われる ・カナシダトンネルへ荷物を奪い返しに行く。道中エネコとツチニンに遭遇。ヌケニン入れたさあるけどこれ以上岩弱点を入れるのはさすがに憚られる、でも入れたいなあ……! ・どうしてここまでヌケニンに愛着持つようになってしまったのか ・ポケモンに愛着を持つにはそいつが主役級の小説を書くのが一番だよね ・探索の片手間にアクア団を追っ払う ・ツワブキ社長と面会。社会に出た身としては、中小企業とはいえアポなしでいきなり社長と会えるってものすごいことだと今更ながら実感する。社長のコレクションに目を奪われながら話半分に依頼を受ける主人公。社長、おつかいはちゃんとやるけどそのアプリはそんなにいらないです ・デボン二階の研究フロアが結構好き。長編の原点だったり、PDWの実装で研究員の台詞がアレンジされていたり。「ライバルが同じ研究をしているらしい、負けていられないぞ」と言っているってことは、BWとRSはほぼ同じ時系列ってことなのかね。ポケモン世界は割りとパラレル時空だからなあ、初代-金銀とBW-BW2以外は明確に語れないか ・デボンから出たところでユウキとばったり。相変わらず自慢げである ・ナマケロとマクノシタを交換してからハギ老人のところへ。いつ見てもマクノシタはおいしそうで困る ・いざゆかん、ムロシティ 【スミレ(♀)】 プレイ時間 05:34 捕獲/発見 18/25 パーティ ・マイア(キモリ♀) Lv.15 ・エレクトラ(ドクケイル♀)Lv.12 ・タユゲテー(キャモメ♀)Lv.12 →ドクケイルに進化しました。レベル10で念力覚えるかとおもいきやまさかのかぜおこしで、カナズミジム戦ではベンチ温めてるだけでした。ムロジムではタイプ相性で活躍できるからね!(格闘のサブウェポンは岩が多いという現実から目を逸らしつつ) →ムロといえばマクノシタとココドラだなあ。ココドラ確定として、バランス的には炎が吐ける奴と格闘タイプがほしいような気がする →ホウエンにおける水タイプのベンチ争いは苛烈を極める [*前へ][次へ#] |