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輪廻転生・成り代わりの話
二回目
俺が松永弾正久秀として生きる事になって数日。
目が覚めたら元に戻ってる事を期待しつつ寝て、起きてやっぱりダンディズムなオジサマな事にショックを受けつつも俺は何とか毎日を過ごしている。
そして知った事。
赤い髪の青年は何と伝説の忍と言われているあの風魔小太郎だと言う事。
白い面の三人組は松永軍の武将、俺の家臣で死神部隊と言われている三好三人衆だと言う事。

そして―

ドゥーーン!!

つい最近松永秀久が竜の爪欲しさに伊達軍、伊達政宗にちょっかいを出していたと言う事―

「Hey松永!奥州筆頭伊達政宗が竜の爪、返して貰おうか!!」

ほら、そこに破滅の足音が聞こえてきた……
お、俺は竜の爪なんか知らないっての!!
「松永様」
「いかが」
「致しましょう?」
「……。」
さっきの爆音に俺の忠臣達が部屋にやってきた。
『ふむ。卿らはどうしたい?(俺は戦いたくない!)』
「それでは」
「我々に」
「お任せ下さい。」
三人が深く頭を下げて出て行った。
何で一緒に話すんだろうか?
まぁ今はそんな事考えてる場合じゃない。
『風魔、卿はここに居たまえ。(そして俺の警護を頼みます!)』
「……。(ペコリ)」
『奥州の竜か、さてどうなる事やら。』


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