*
真っ白い尻尾をこれでもかという位振り、にっこり笑った。
こうしてミケとの生活が始まる。
……と、ここで2人の紹介をしよう。
ミケ。
見た目小学生で身長は150未満。真っ白な尻尾と耳は本物だが、他は人間のものだ。
聖。
生徒会長で俺様。180前後の身長。会長らしからぬ生活でセフレもいっぱいだ。それでも人として結構信頼されている。
さて、紹介も終わった所で2人の様子を見てみよう。
ミケは疲れたのか丸まったまま眠りについた。
それをみて聖も横に寝る。
(明日からどうするか…)
これからの生活のこと、
そして夜のこと。
面倒を見るからには聖は最後までヤるつもりだ。そんなことを考えながら眠りについた。
* * *
「んっ……に、にゃっ……ぁんぅ…」
(……ん…なん、だ?)
「ふにぃ……んんぅ…」
「ミケ?」
「っ!?ん、にゃああんっ…!!///」
(は……?)
暗くてよく見えないが、声が熱を持っている。月の光で微かに見える影は肩で息をしてるのを映し出していた。
「ごめ…なさい。ミケ…我慢出来なくてぇっ…」
「我慢って…」
「ん、またっ……聖っ…助、けっ……」
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