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「っ──!?」

「にゃ……わん、ちゃっ?」

「ね…こ…!?本物…」

「ふに……んっ、くすぐったぁいっ」


初めてみるその耳を触りミケが身を捩ると慎一は慌てて手を離した。

そこで首輪も何となくだが納得する。


「ミケは……猫?」

「にゃ!わんちゃんは猫、嫌い…?」

「そんなことは…」

「ふへっ、ミケ嬉しっ」


 ペロペロッ


「んっ…は!?///あんた何してっ…」

「ぅ…ごめんなさい」

「や…嫌じゃないけど…」


いきなりすぎる。
舐められた口の端を手で触り、慎一は次第に顔を赤くしていった。

ミケは今部屋の中を四つん這いで歩き回っているが、それのせいで今度は尻尾の存在もバレてしまう。


「……もしかして…尻尾あるの?」

「にゃ…ある」

「み…ていい?」

「………ん///」


(っ…可愛すぎ…!)


真っ赤になりながら頷き、ミケは後ろを向いてズボンが下ろされるのを待つ。

慎一はそっと手を伸ばし、一気に下ろした。


 ピョコッ。


「………………(唖然)」

「はぅ…恥ずかしいよぉっ……そんにゃに見な、でっ…」

「あ、ごめ……え、うわ…」

「ふにぃ!?あ、ンッ」

.

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あきゅろす。
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