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「だぁれ?」
「ぇ、あ、僕?狐抄大輝〈ダイキ〉。副会長で……うん。立ち話も何だから部屋おいでよ」
「っ……行く!」
パアァと笑顔になり、大輝の後をすんなりついて行くミケ。
例え聖のものだとしても大輝は構わないようだ。
「狐さんも聖の知り合い?」
「え、狐さん!?」
「うんっ、狐さん」
ニコニコとさっき書いてもらった名前を見せて指をさした。確かに狐が使われている。
(まぁ…いっか。可愛いし)
「君はどうしてここにいるのかな?」
「うに……分かんない」
「?」
「捨てるの…?」
「え、いや別に…。それよりもさ、子猫ちゃんはもう聖とシたの?」
性欲の塊である聖のことだ。
そう考えて大輝は聞いた。
興味があるらしい…というよりは大輝も聖と似たようなものだから。
「シた…?」
「H」
「えっち……ってなぁに?」
(え、知らないの!?でも…まだ幼そうだし…初物か)
「ここいじったり…ここに入れたり」
「ふにゃっ……ん、シた」
ペニスとお尻を触られて、ミケは頬を赤らめながら頷いた。
大輝は残念そうな顔をする。
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