手に入れたいものは
R15
本当に初めの方の小説なのでぐだぐだ…。
ですが!
これが私の原点なのでぜひ、読んでみて下さい。
*登場人物
☆福山新吾
BL学園の生徒会長であり抱かれたいランキングNO.1のイケメン。
誰もが羨むような容姿をもち常にフェロモンをまき散らしている。
来るもの拒まずの根っからのタチ。
☆森山千佳広
季節はずれの転校生。
ホモ専用の学園とは知らずに転校してきたためノーマル。
可愛いともかっこいいとも言えないがどこか人を惹きつける。
☆大池茜
BL学園の副会長であり抱きたいランキングNO.1になるほど可愛い容姿をもつ。
根っからのネコで好みがうるさい。
新吾の幼なじみ。
* * * *
「キャー新吾様!!」
「かっこいいvV」
「抱いてぇ!!!」
そんな黄色い声が飛び交うここは私立BL学園。世に言うホモが集まって出来ている男子校だ。
様々な男がいる中一際注目されているのはこの学園の生徒会長"福山新吾"だ。
学力でも抱かれたいランキングでもNO.1の彼は誰もが羨むような容姿をもち、常にフェロモンをまき散らしている。そして何よりも新吾は来るもの拒まず…と言うよりはいつも誰かとやっている。
「今日も人気だね、会長さんは」
「まぁな。でも茜だって人気だろ?」
大池茜、この学園の副会長兼新吾の幼なじみ。また抱きたいランキングNO.1になるほどとても可愛いのだ。
端から見れば2人はとてもお似合いなのだが昔から一緒にいるせいかはわからないが決して交わることはない。
また根っからのタチ、ネコなので好きな人が被ることもない。お互いにとってもいいコンビなのだ。
2人が食堂にある生徒会専用の席について朝食を待っているとき、茜が思い出したように新吾にいった。
「そう言えば噂によると今度編入生が来るらしいよ」
「ほぉ…珍しいな」
「ね。たしか…来週じゃなかったかな??」
「来週か…楽しみだ」
「可愛い奴
「かっこいい人
だといいな」
その言葉を境に2人は来週来るという編入生の妄想に入ってしまった。
ーそして1週間後ー
新吾はこの一週間誰かとヤルたびに編入生の顔を想像していた。
と言うのもこのBL学園はエスカレーター式で、もう既に顔見知りしかしないのだ。また編入試験も難しく外部の人はあまりこない。
だからこそ期待をしてしまうのだ。
「ねぇ新吾、そろそろ行こ??」
新吾と茜は編入生の案内役を任されていた。
「そうだな。ちょうどいい時間だ」
2人は編入生を迎えるために校門に向かった。そこにはもう既に編入生が来ており、どうすればいいのかとキョロキョロ周りを見渡している。
茜が新吾の手を取り走り出した。そして校門の前につき茜が一言、
「あーハズレだ」
茜の声を聞き門の方に目をやるとそこに男がいた。確かにかっこいいと言うわけでもなく、可愛いと言うわけでもない。中間と言うところだろう。
まぁ…抱けないわけでもないが。
「あの…今日からここに通う森山千佳広ッス」
「あぁ、俺は生徒会長の福山新吾だ」
フェロモンプンプンで話をする新吾。これで大体のやつは堕ちる。どうせこいつにも効くだろう、それが目的だろうと思っていた。
「よろしくお願いします!!…あーそちらの方は??」
千佳広は茜を見ながら聞いた。
「おい!いつまで落ち込んでんだよ」
「うー僕は副会長の大池茜。よろしくね」
顔をあげた茜はとびっきりの笑顔を千佳広に向けた。どうやらセフレではなく友達として仲良くするように決めたようだ。
「………………うわぁ!!!?めちゃくちゃ可愛いじゃないですか!!一瞬女の子がいるのかと思いました」
「ふふ、ありがと☆」
「もし大池先輩が女の子だったら俺絶対惚れてました!」
「嬉しいなぁvV茜って呼んでいいよ☆それにそこまで言ってくれるなら一回位やってあげてもいいかなぁvV」
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