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２ 「…す、す…好き、だ。俺と付き合え！」 「え、嫌です」 「あﾞ？！」 「ぎゃああああ睨まないで下さいマジ怖いこんな不良と付き合うとか勘弁だよほんと怖すぎ不良なんて大嫌いだぁああ！！」 ぎゃあああ！ぎゃあああ！ 叫んでるけど結構ちゃっかり本音いってる平凡くん。 不良くん、ショック受けてます。殴られるかもしれないね…と思ったら。 「…不良じゃなきゃいいのかよ…」 「不良やだあああこわぁぁいいいいい！！」 「分かった…明日もここにこい！こなきゃ家まで押しかけんぞ…」 「は、はいい！」 「平凡、ぜってぇ俺のモンにしてみせる！」 と、いうことで次の日。 今日という今日は殺されるんじゃないかとビクビクしながら１日を過ごした平凡くん。 約束通り体育館裏に回り、そこにいた人影に声をかけました。 「お、遅くなりましたぁぁ！」 「…べ、別に待ってねぇっ」 「……」 「…あﾞ？」 「すいません人違いでしたうわぁああ何この人かっこいい！」 「ひ、人違いじゃねぇよ、俺が不良だ！」 「ええﾞえええ！？」 「不良辞めることにした。だから付き合え平凡！」 「ふ、不良さん…」 ［*前へ］［次へ#］ [戻る]  |