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「えへへ、もし2人一緒に暮らすことになったらぜーったい飼おうね!」


「何回もいわれなくても分かってるって…」


「だってー好きなんだもん」



キャッキャと楽しそうに笑う。
男もそれに釣られて優しげに微笑み、2人は映画館へと入っていった。

それが終わったとき、感動で涙を流していた姿にキュンとしたのもいうまでもない。


食事をし、買い物をする。
ときにキスして、甘い言葉を囁いて。そうして兄の死は過去の出来事になろうとしていた…。







「…いいのか?明日は…」


「うん…だからね、今日は一緒にいたいの。…ずっと我慢してくれてたんでしょ…?」


「っ…そう、だが…」


「シて?僕の中が悲しさで溢れないように、今日はいっぱいシよ…?」



明日は、四十九日。
だからこそ一緒に一夜を過ごしたいといってきたその子に、男はゴクリと喉を鳴らした。

確かに、1ヶ月以上もしていない。いつもいつも理性と闘っていた。不謹慎だろ、と。

けれど相手からのお誘いなら…男は、服に手をかけてそっと脱がした。優しくキスをし、肌触りを確かめるかのように撫でていく。



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あきゅろす。
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