髪から始まる恋
・ヌルい15禁
・毛フェチ×髪が性感帯
・攻め視点
彼は、いつも帽子をかぶっていた。俺が気がついたときからそう。
友人に聞いてみると、入学してもう1年、ずっとかぶっているそうだ。
別に外さないわけじゃないらしい。外すときもあるようで、その下は特に普通の髪だとか。
染められていない真っ黒な髪。
どんな帽子をかぶっていてもなるべく髪が出ないようにしているのか、ショートヘア。
顔が綺麗だから長めの方が似合いそうだけど、絶対に伸ばさないらしい。
そしてなぜか、絶対に人に触らせないらしい。
「……なぁ友よ」
『んだよ、触んな』
「彼が帽子を外すときって、いつ?」
『知るか。…ずっと見てりゃいつか外すんじゃね?』
ああそうか、それもそうだな。
しかしコイツの髪、この太さがたまらない。
芯がしっかりしていて一本一本が太い。いかにも、『毛を触ってます』って感じがいい。
それに染めてあっても傷んでないから指通りもいいし、なんといってもやっぱりこの太さ。
たまんねぇ。
本当は鷲掴みにしてみたいくらい、丈夫でいい毛だ。
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