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ペニスがきゅん、とした気がする。
『…なんと!うまい、甘美な味だっ』
『なにっ!?私にもくれっ』
『ワシも!』
「うぁ…あ…っ、やらぁ…も、帰りたい、よぉ…っ」
ちゃんとした。
まだちょっと疼いてるけど、こんなの帰ってからどうとでも出来る。
だからもう帰りたい…!
……けど、妖怪たちはニタリと笑うだけだった。
『帰さぬぞ人間』
「な…や、約束、した…!」
『殺さぬ、とな。ああお主とは長く楽しめそうだ。さぁ、宴を始めよう』
『『うぉおおっ』』
「ひぃ…っ、く、来るな!嫌だ離せ帰してくれ…っ、あぁあああ!」
先ほどまでのはあくまで審査を兼ねた前座。
長い長い宴は、これからだ。
ほら、井戸の中を覗いてごらん?聞こえてくるでしょう…人間の、宴を楽しむ甘い甘い声が。
さぁ宴だ。
酒を持ち寄り人間を犯せ、妖怪共!
イミフEND!
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