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あれだけ苦労していたのが嘘のように手の中のモノは硬く天を仰ぎ、蜜を垂らす。足を開けといわれ、俺は躊躇なく開いて自慰を見せつけた。



「んっ、あぁん気持ちいいよぉ…っ、はっ、あーっ、やぁ見ない、でっ」


『美しい…!』

『なんて淫らなんだこの人間はっ』


「はぁっ、あぁっ…見ちゃや、あぁう、おちんちんくちゅく、ちゅ…いいよ、ぉ…っ」



ぐつゅぐちゅ音がする。
頭の中はもう霞がかっていて、開いた口からは涎が止まらない。

ああ、俺何してんだろう…っ、見られたくないのに、見られて気持ちいいなんて…!

こんな俺を美しいとか、喜んでるよ俺…!



「あーっ、みて、見てぇえイくのっ、あぁあん俺のおちんちんイくぅうっ」


『出すがよい、人間』

『ハァ、ハァ…出すところを見せておくれっ』


「うぁぁん見てぇっ、あっ、あ…ひっ、イくぅうう!!」


――ビュクビュクンッ



ピュッ、ピュクッ…と弧を描いて放たれる俺の白い精液。
それは檻の外近くまで飛んで、妖怪が手を伸ばしてそれを掬い、舐めた。



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