*
問題は本当に簡単だ。でもローターのせいで頭が回らず、チョークを持つ手が震えてしまう。
足ももうガクガクだ。
「はぁっ…んぁ、とめ…っ」
『……おい、大丈夫か?』
春樹の様子に気づいた先生が、手の震えを確かめるように触る。
「っ…ぁあ!?ダメッ、触っ…ちゃあ…ぅ……」
「先生、春樹朝から具合悪かったみたいで。俺保健室に連れて行きます」
『そ、そうか。頼むな』
先生に触れられて一段と高い声を出してしまい、春樹がそのまま気を失ってしまった。
そんな彼を一樹が運んでいく。残されたクラスのみんなは、ただ唖然としていた…。
◆
──ヴヴヴゥ゙ヴ…
「っ…んぁぁ……やぁんっ!?」
「お、目ぇ覚ました?」
「か、ずき…ぃっ…や、止めてっ…止めてぇ!」
春樹が目を覚ますと、一樹と目があった。でもそれよりも、中に入っているローターがまだ振動していることに驚いて、声を出してしまう。
「なぁ、どうだった?人前でこんなん入れられてさ」
「やぁだぁ…っ、止め、て…ひゃあっ…バカァッ!」
「ああ、気持ちよかったみたいだね。下着グチョグチョ」
「あぁ…はぁん!ゃ、イっちゃ…もうイっちゃう…!!」
中に指を入れられてローターをかき混ぜられ、前を扱かれる。ずっと我慢していた春樹にとっては強すぎる刺激だ。
「とりあえず一回イっとこうな」
「ぁ…あ…ああぁンッ!!っあ、んぁ…や、イったばっか…あぁんっ、…ムリィ」
「お、もう元気だ」
「はんっ…バッ…も、むり!とめ…やだぁっ…」
イっても振動は止まらない。再び自身が蜜を垂らして起ちあがってしまった。
「な、俺も限界なんだけど」
「あぁっ…ひぁんッ!…キ、て…一樹、んぁっ、ほし……これ、やっ…一樹がほしっ」
乱れながらそう誘う春樹に、一樹は喉を鳴らした。
ベルトを外してそそり立った自身を取り出し、後ろにあてがう。
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