*
僕が限界なのを知ってか知らずか、手が僕の先を引っ掻いてきた。
それで僕、イっちゃった…。
最低だ、痴漢に手でイかされるなんて。ゔー全部一樹のせいなんだから!!
って思ってたら一樹がこっちを見て、
「本当に大丈夫か…?顔赤いし、熱あるんじゃ?」
そう聞いてきた。
でもまだ余韻が抜けなくて喋れないでいた。
そしたら今度は耳に口近づけて、
「それとも気持ちよくて顔が赤いのか…?」
って。それって…。
僕が一樹を見上げると、ニヤッて笑って手を見せてきた。何かと思ったら…白いものがついてる。
「これ、春樹のだよ。こんなとこでイっちゃうなんて春樹は変態だなぁ」
「っ!?/// か、一樹だったの?!…あぅー…バカァッ」
「そんな顔で怒られてもなぁ…」
「ひぁっ!ゃ…何して、」
僕が一生懸命怒ってるのに、一樹はニヤニヤしてるだけで全く反省してないんだ。
それどころか、僕の下着もおろして精液のついた手を後ろに回してきた。
「春樹だけ気持ちよくなるのは反則でしょ?」
そういって僕の後ろをグルグル触るんだ。そこからちょっとずつ縮めていって…後ろの穴に指、入れてきた。
「はっ、ぁん…」
「しっ…声抑えて。周りに聞こえちゃうよ?」
そんなこといわれたって!
だったらこんなことしなきゃいいのに。
…でも精液のおかげで、指はすんなり入ってきた。痛みがない代わりに…違うものが押し寄せてくる。
こんなとこで…。
「っ…ん、ンッ…///」
「もう3本入ってるの、分かる?」
「っ…!」
一々いわないでよぉっ。
でも本当に3本になるまではあっという間だった。今はソコからグチャグチャって音が聞こえてくる。
僕のモノはまた先走りで濡れていて、その匂いと音でバレるんじゃないかってドキドキしてる。でも一樹の指がクプ…ッて音をたてて出て行っちゃった。
「…ぁ…っ」
って何寂しそうな声出してるの!?
「ごめん、俺、もう無理だっ」
そういって一樹は僕の足を持ち上げてきた。いきなり宙に浮いて、慌てて一樹の首に手を回す。そしたら…後ろに何かあたった。
指とは違う、少し濡れていて熱いモノ。それが何なのか分かったとたん、僕の穴はヒクッてした。まるで一樹のを引きずり込もうとしてるみたいだ。
僕…いつからこんな風になっちゃったんだろ…。そう考えていたら、一樹が一気に入ってきた。
「ひぁああっ!!」
「くっ…キツ…」
ああっ、熱い!
声聞こえちゃったかも。
僕が必死に首にしがみついて声を抑えていたら、耳元で動くぞって声がした。
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