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そういった男は自分のカバンを漁り、いくつか物を出した。薬のようなカプセル、女が使うようなローション、紙袋に入った何か。
万引きをしてしまった子、太一は訳も分からずに大人しくそれをみていた。
「おい、口開けろ」
「ぁ…あ、ン!?んふぅ!っ…ふぁ、ゃぁ…あ、んんっ」
大人しく口を開けると男の顔が近づいてきて、ヌルッとした舌が入ってきた。それと同時に入ってきたカプセルを遊ぶように舌を絡め、太一の口のなかを犯す。
「んふ…ん、んっ…ふぁぁ、やめっ…ん、くっ」
「はっ…飲んだか?」
「なに、な…に……?」
溶け始めたカプセルを、送られてきたたくさんの唾液とともに飲み込んでしまった。男はニヤニヤと太一を見下ろし、太一はただ不安な表情で男を見る。
──ドクンッ
「ぅあっ…!?あ、ゃ…熱い…んはっ」
「きたきた。さぁ、お仕置きを始めようか」
「い、やぁ、触るなっ…はぁ、何でぇ」
「……チッ、暴れんなよな」
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